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26 June 2004

26 June 2004

岡城千歳 ピアノ・カレイドスコープ(滋賀県栗東市・栗東芸術文化会館さきら小ホール)

曲目
坂本龍一青猫のトルソ(岡城千歳編)
坂本龍一ピアノ組曲
レノン&マッカートニー ゴールデン・スランバー(武満徹編)
武満徹閉じた眼
バーバーノクターン〜1959年ニューヨークにて
           − ジョン・フィールドへのオマージュOp.33
ドビュッシー前奏曲集より
          雪の上の足あと、西風の見たもの、亜麻色の髪の乙女、花火

シューマンアラベスクOp.18
モーツァルト幻想曲二短調K.397
ショパンマズルカ ロ短調Op.33−4/嬰八短調Op.63−3/へ短調Op.68−4
前奏曲嬰八短調Op.45
スクリャービンピアノ・ソナタ第5番Op.53

栗東芸術文化会館さきらの、「小ホール・クラシック・ライブ・シリーズ」の第1回(全4回)の演奏会は岡城千歳のリサイタルでした。
約10年前、ウォルトンとフランクのヴァイオリンのソナタ(ヴァイオリンはカメイ・ユキコさん。輸入CDなので漢字表記は不明)のCDを偶然入手して以来、 一度実演を耳にしたいと思っていて、ようやくその願いが実現することになったので非常に楽しみにしていました。

曲目を見ると非常にバラエティに富んでいて、どのようなコンサートになるのか読めない部分もありましたが、 本番では曲の雰囲気(正確には、作曲家が変わるところで)前半でニ度ほど、後半で一度、岡城さんが舞台袖に下がって小休止が入ったために、 私を含めた聴衆の集中力が途切れることなく、各々の曲を聴くことができました。
繊細な曲、前衛的な曲、ロマンティックな曲など、各々の曲に合わせて、時には優しく、時には激しくと自由自在にピアノを操り、 演奏会のチラシの「ニューヨークのピアノ・クィーンが贈るピアノの万華鏡」の言葉に違わない素晴らしい演奏会となりました。
演奏会場となった小ホールは客席数200で、チラシによるとステージまで最短2.5m、最長6mという小さなスペースであり、 サロン・コンサートに近い雰囲気を味わうことができました。
終演後、「アフタートーク」と題したインタビューがあり、ホールのスタッフによるインタビューの後、客席からの質問を受け付ける時間もあり、 私も質問をさせて頂きました。
質問の内容は「マーラーの交響曲1番のスコアの出版予定はありますか?」というもので、岡城さんの回答は、
「機会があれば出版したいのだけれど、今のところ予定はない」とのことでした。

演奏そのものもさることながら、簡単ながらインタビューもでき、大変満足できた、今年前半では最良のひとときでした。

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