マニャール Magnard,Alberic (1865-1914)
近代フランスの作曲家。いわゆるフランク派の一人。第1次世界大戦が勃発し、マニャールの住む北フランスの屋敷をドイツ軍が包囲した1914年9月3日、銃を手に抵抗したものの屋敷に火を放たれて焼死したというエピソードからも窺い知ることができるように、その気性は相当に激しいものであったと思われる。
作風は重厚な作品を残したフランク派の面々のなかにおいてもひときわ重厚で厳しい。寡作だったためにわずか20あまりの作品しか残っていないが、4曲の交響曲、ヴァイオリン・ソナタやピアノ三重奏曲などの室内楽曲、いくつかのピアノ小品などが含まれている。そのいずれもが重厚でありつつも抒情的な作品で、近代フランス音楽のなかでも独特の位置を占めている。

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