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バッハのCD/DVDが4件見つかりました。

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J.S.バッハ ゴルトベルク変奏曲
曽根麻矢子(チェンバロ)
私が子供のときから大好きだったバッハの音楽。
人生で、どんなに辛いことがあってもバッハの音楽があればのりこえられるような気がする。
このCDを聴いてくださったかたが、もしも少しでも幸せな気持ちになれたりしたら、そんなに嬉しいことはない。
(ライナーノーツより)

曽根さん自身がこう語るように、聴いていてからだの力が抜けて、リラックスできる、そんな1枚。 私自身は、チェンバロの音色も、「ゴルトベルク変奏曲」そのものも、あまり好きではないのだけれど、 この「ゴルトベルク」に限っては気に入って聴いています。

曽根さん自身の筆によるライナー・ノーツも、レコーディングのウラ話が満載で、読んでいて楽しいです。

J.S.バッハ 「フーガの技法」
ジュリアード弦楽四重奏団
バッハのフーガの技法、というと演奏楽器の指定がない、ということで、ピアノやチェンバロ、 オルガンといった鍵盤楽器による演奏はもちろんのこと、ここで紹介するような弦楽四重奏による演奏、 室内オーケストラや木管五重奏(ピアノと木管のための五重奏だったかもしれません)による演奏もあるようです。 私がはじめて聴いたのは、ジュリアード弦楽四重奏団によるこの演奏。

たった1つの主題を基に編み出される様々なフーガは、バッハが対位法と変奏の技術を全てつぎ込んだといっても過言ではなく、 とても精緻な音楽です。精緻ではあるけれど、無機質さ、冷たさとは無縁の、とても胸に迫る音楽。
第1曲の冒頭、第2ヴァイオリンに出てくる主題が、第1ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラへと順に引き継がれ、 4つの楽器のそれぞれがゆったりとしたテンポで旋律を唄わせているところですっかり心を奪われ、気が付いたら2枚組、 合計90分を聴き通してしまいました。

滅多にやらないのですが、一人でぶらっと山歩きをする事があって、そのときはウォークマンでこの演奏を聴きながら、 山道を一歩一歩踏みしめて歩きます。 フーガの技法を聴きながら山道を歩いていると、嫌なことを全て忘れ、無心な気持ちになれるのです。

ヴィオラ・ブーケ2
今井 信子(va)、ローランド・ポンティネン(p)
ヴィオラという楽器は地味に捉えられがちなのですが、実はとても暖かく深く柔らかい音色の楽器なのです。 このCDでは、バッハのシャコンヌを除くと、近現代イギリスの作曲家による、ヴィオラのために書かれた曲を取り上げています。
1曲目は、ヴォーン・ウィリアムズの小品、グリーンスリーブズの主題による幻想曲。 グリーンスリーブズの旋律をヴィオラの暖かい音色で奏されるのですが、この音色が胸に染み入ること! 2曲目は、同じくヴォーン・ウィリアムズの、ヴィオラとピアノのためのロマンス。郷愁を誘う、物憂い旋律で、とても魅力的な作品です。
3曲目は、J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ2番(BWV1004)より、シャコンヌ。 原曲はニ短調ですがここではト短調に転調されています。
4曲目はレベッカ・クラーク(1886-1979)のヴィオラ・ソナタ(1919)。 ヴァイオリンおよびヴィオラ奏者としてのキャリアも豊富だった、というクラークの作品は、 「もっと知られてもよいのに」と思わせる、充実した内容の曲です。第3楽章の後半部分、最初はピアノに、次いでヴィオラに、 リムスキー=コルサコフの「シェヘラザード」の第4曲を思わせる旋律が出てくるのが印象的です。
5曲目はフランク・ブリッジ(1879-1941)のペンシェロ(1905)という小品。 ブリッジはヴィオラの名手だったそうで、ヨアヒム弦楽四重奏団に所属して演奏していたほどの腕前だったそうです。 ペンシェロという、この小品はとても叙情的な、チャーミングな曲です。 6曲目は同じくブリッジの、アレグロ・アパッショナート(1908)。ペンシェロとは打って変わって、明るく情熱的な小品です。
7曲目は、サリー・ビーミッシュ(1956-)のペニリオン(1998)。 ヴィオラ・ソロのためのこの曲は、ウェールズ地方に伝わるペニリオンと呼ばれる即興詩のスタイルに基づいて書かれているそうです。 そのせいか、どこか民謡風の懐かしい響きがします。
最後は、バッハのシャコンヌの、野平一郎によるヴィオラ四重奏編曲版。 4つの声部をそれぞれ1台のヴィオラで弾く事により、音量を増すとともに響きが厚くなって、とても聴きやすくなっています。 ヴィオラ四重奏版のシャコンヌは、今井信子、清水直子、ウィリアム・コールマン、アントワン・タメスティットの4人で演奏されています。

Die Kunst der Fuge
Tatiana Nikolayeva(piano)
J.S.バッハのフーガの技法と言えば、「演奏楽器の指定がない」、「バッハ最晩年の作であり、書きかけのフーガが未完のまま終っている」など、 様々な「伝説」がある作品であることは、ご存知の方も多いことでしょう。近年の研究によると、晩年の作品であることには間違いないものの、 最晩年の絶筆の作品ではなく、演奏楽器も鍵盤楽器を想定している、ということらしいです。
今まで、弦楽四重奏版、チェンバロ版、オルガン版、金管五重奏版による「フーガの技法」のCDは聴いた事がありますが、 ピアノ版の演奏を聴いたことがなかったので今回ニコライエワ演奏によるピアノ版を、友人の勧めに従って購入して聴いてみました。

基本的なテンポの設定はややゆったりとしており、その気になれば一音一音を聴きとる事も可能かもしれません。 また、各フーガの演奏順序は、以前に紹介した弦楽四重奏版(ジュリアード弦楽四重奏団による演奏)とも、 私の手元にあるヘンレ版のスコアに記載されている順序とも、途中が異なるものの、 未完のフーガ(Contrapunctus 14)で全曲を締めくくっている点は共通しています。 また、ジュリアード弦楽四重奏団の演奏では未完のフーガの後に"Vor deinen Thron tret'ich hiermit"というコラールが演奏されますが、 ニコライエワの演奏ではコラールはなく、未完のフーガで曲を締めくくるために、 「全曲を仕上げる前に息絶えた」という「伝説」を想起させる物があります。

[Hyperion CDA66631/2 2CDs]

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