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ラヴェルのCD/DVDが3件見つかりました。

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ラヴェル ピアノ三重奏曲、ヴァイオリンとチェロのためのソナタ etc
Jean-Jacques Kantorow(violon),Jacques Rouvier(piano),Philippe Muller(violocelle)
ラヴェル、というと「ボレロ」が有名ですが、室内楽の分野でも重要な作品を残しています。 ここで紹介するCDには、ラヴェルの、弦楽四重奏曲以外の主な室内楽作品が収められています。
ピアノ三重奏曲は、先に紹介したドビュッシーの3曲のソナタと同じく、第1次世界大戦の頃にかかれた作品。「軍隊に召集され、 戦場に送り込まれたら生きて還ってくる事はできないだろう」と覚悟を決めたラヴェルが、「5週間で5か月分の仕事をした」と友人に手紙を書いたという。 只ならぬ緊張感に満ちた曲で、私が知っているラヴェルの曲の中では一番好きな曲です。
ヴァイオリンとチェロのためのソナタは、響きの美しさとか、メロディのきれいさ、というのとは全く無縁。ざらついた音色、耳障りな音の響きを意図的に作り出していて、 かなり実験的性格が強い作品。以前、コンサートでこの曲を聴いたとき、曲が終わったのに、誰も「曲が終わった」とは思わず、10数秒の間誰も拍手しなかった、 という事からも分かるように、「クラシック音楽とはこういうもの」というある種の先入観を崩すような曲です。
ツィガーヌは、ヴァイオリンとピアノのための曲で、ジプシー音楽を取り入れた作品。素人の私が聴いても「いかにも弾きにくそうな曲」という印象を受けたのだけど、 今年(2000年)1月から習い始めた楽典の先生に、楽譜を見ながら解説していただいたけれど、やっぱり難しい。しかも、ヴァイオリンパートに倍音が多用されているなど、 CDで聴いているだけでは全く分からなかった。ちなみに「ツィガーヌ」とはハンガリー系ジプシーを指す言葉である(研究社「リーダーズ英和辞典」より)。

ドビュッシー & ラヴェル 弦楽四重奏曲
イタリア四重奏団
往年の名カルテット、イタリア弦楽四重奏団による、ドビュッシーとラヴェルの弦楽四重奏曲の演奏です。 ややゆったりしたテンポで旋律を唄わせながらも、小刻みにテンポを揺らしたりクレッシェンド/ディミヌエンドしたりと、 細かなアクセント付けのなされているイタリア四重奏団ならではの演奏は、聴いていてとても心地良いものです。
ドビュッシーの第3楽章など、まどろみながら美しい夢を見ているかのような思いがしますし、 緻密に書かれているラヴェルのカルテットの第1楽章の演奏を聴いていると、ドビュッシーが「一音たりとも変えてはならない」と ラヴェルに語ったというエピソードを納得できるのです。
CDなどではよくカップリングされているドビュッシーとラヴェルの弦楽四重奏曲、何気なく聴いていると「どっちがどっちだっけ?」、 ということにもなりそうですが、よく聴いてみるとずいぶん違う作風なのに、なんでカップリングされる事が多いのかと、不思議に感じられます。 ドビュッシーの方は、オペラ「ペレアスとメリザンド」や、晩年のソナタ等にも見られるような、独特の響きを醸し出しているのに対し、 ラヴェルの方は、とても緻密に書かれ、細かなところまで凝った造りで、管弦楽法に秀でていたラヴェルの面目躍如、といった感があります。

ミヨー:弦楽四重奏曲第1番 op.5(1912)
ルクー:ノクチュルヌ、「アンドロメダ」からの断章
ショーソン:「終わりなき歌」
ラヴェル:弦楽四重奏曲
Petersen Quartett,Julianne Banse(soprano),Wolfram Rieger(piano)
フランス近代の弦楽四重奏曲と歌曲をまとめた一枚です。
ミヨー(Dalius Milhaud : 1892-1974)はその生涯に400以上もの作品を残した、 いわゆる「フランスの六人組」に属する作曲家です。 ミヨーの弦楽四重奏曲は全部で18曲書かれており、第1番は作品番号5ということでミヨーにとっては最初期の作品になります。 その曲想は溌剌としたリズムが印象的です。

ルクー(Guillaume Lekeu : 1870-1894)はわずか24年の生涯の間に多岐にわたるジャンルの作品を数多く書き残したものの、 ヴァイオリン・ソナタのみがかろうじて知られている程度ですが、 このCDでは歌曲が2曲(いずれもピアノ五重奏伴奏によるソプラノ)収められています。
Nocturne(ノクチュルヌ)は、ルクー自身の詩による、穏やかで暖かい雰囲気の曲です。
CDではFragmentとしか表記されていないもう一つの歌曲は、 ルクーがブリュッセルのローマ賞コンクールに出品したカンタータ「アンドロメダ」からの断章をピアノ五重奏用に編曲したものです。 ギリシャ神話の「アンドロメダ」のエピソードに由来するカンタータ全曲の中から、 怪物のいけにえとして岩につながれたアンドロメダが嘆きの言葉を歌う部分が抜粋されたもので、 これを聴いたベルギー出身の大ヴァイオリニストのイザイがルクーにヴァイオリン・ソナタの作曲を依嘱したのは有名な話です。

ショーソン(Ernest Chausson : 1855-1899)の「終わりなき歌」はピアノ五重奏伴奏のソプラノのための歌曲で、 フランス歌曲に詳しい人であれば馴染みの曲でしょう。ルクーの歌曲の演奏でも言える事ですが、ソプラノのBanseは情感豊かに歌い、 ピアノも弦もソプラノを引き立たせるよう、少し抑え目に演奏しています。

ラヴェルの弦楽四重奏曲は、このCDに収められている曲の中では最も馴染みのある曲でしょう。 Petersen Quartettは旋律をしっとりと歌わせていて好演です。

[CAPRICCIO 10860]

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