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ショスタコーヴィチのCD/DVDが3件見つかりました。

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ショスタコーヴィチ ヴィオラ・ソナタ他
Kim Kashkashian(Viola), Robert Levin(Piano) etc

ショスタコーヴィチは、このヴィオラのための曲を書き上げた1週間後に息を引き取ったと伝えられている。
文字通り、ショスタコーヴィチの最後の声となったこの曲、なんとも不可解な響きに満ちている。
表現の自由などないに等しいソヴィエト政権下のロシアで、率直に自分の考えを表すことは難しいとはいえ、 何を言わんとしたいのか、あまりに分かり難い。
終楽章、つまり、彼の書いた最後の音楽に、ベートーヴェンの「月光」ソナタからの引用が静かに鳴り響くとき、 果たして彼は何を想っていたのだろうか、と考えずにはいられない。

ショスタコーヴィッチ 弦楽四重奏曲第15番
Borodin Quartet
ショスタコーヴィッチは生涯に15曲の弦楽四重奏曲を書いています。この曲はその中の最後の曲、1974年作曲で、亡くなる1年前の曲です。 切れ目なく6つの楽章が続けて演奏されるのですが、全ての楽章がアダージョで、変ホ短調という特異な構成です。 第1楽章から順に、「エレジー」、「セレナーデ」、「間奏曲」、「ノクターン」、「葬送行進曲」、「エピローグ」と名付けられています。
曲全体を通して、深い悲しみと絶望感に満ちている、そういう曲です。この曲の中で非常に特異なのは第2楽章の「セレナーデ」です。 4つの楽器がそれぞれ順に、最弱音から最強音へとクレッシェンドするのです。それも、何度も何度も執拗に。この部分は聴いていて背筋が寒くなります。 もう、救いようもない暗さです。ショスタコーヴィッチが好きだ、という友人が昔いましたが、彼ですら「弦楽四重奏は暗すぎて・・・。」と言っていたのを 思い出します。この曲を念頭においての発言だったのか?とも思います。

他の友人は「寝ながら聴いてたら金縛りにあった」と言いますし、私自身、家で聴いていると「お化けが出てきそうだからやめて」と家族から顰蹙を買うし、 数年前にこの曲を聴いているときに当時1歳の甥が部屋に入ってきて、怯えて泣き出した、ということもあったので、特に家族と同居されている方はこの曲を聴くときには 細心の注意を払うことをお勧めします。

ショスタコーヴィチ ピアノ三重奏曲第2番/チャイコフスキー ピアノ三重奏曲
Martha Argerich(piano), Gidon Kremer(violin), Misha Maisky(cello)
あまりにも有名な、アルゲリッチ/クレーメル/マイスキーの夢のトリオの、墨田トリフォニーホールでのライブ録音CDです。 「このトリオのネームバリューに惹かれて買った」と言っていたものの、普段室内楽を聴かない友人がこのCDを持っていて驚いた事があります。
それはさておき、ショスタコーヴィチ、チャイコフスキーのトリオとも、亡くなった友人への追悼のために書かれたという点で共通していて、 CDのブックレットには故ラインハルト・ポールセン氏に捧げられた、と書かれていました。

ショスタコーヴィチは、第4楽章、ピアノ、チェロ、ヴァイオリンが繰り返し奏でる「ユダヤの主題」(後に弦楽四重奏曲第8番にも引用される事になる)で 特に言えるのだけれど、恐るべき集中力を感じます。これだけの演奏をライブで実現できる、というのは驚くべき事です。 しかも、3人ともが個性の強い、一流のソリストなのだから。

チャイコフスキーは、第1楽章の、友人との楽しかった思い出を回想するかのような雰囲気のアレグロの部分と、 友人を失い悲しみに暮れているかのようなアダージョの部分との対比が特に印象深いです。第2楽章の変奏曲は、 楽しかった思い出の回想、悲しみに暮れる思い、友人の微笑ましいエピソードを思い出したりと、 後に残されたチャイコフスキーが感じたであろう様々な感情の変転を描き出し、最後の変奏のアレグロの快活な曲想から、 第1楽章の悲しみに暮れた主題が戻ってきて、悲しみに暮れたコーダ。コーダでは、少しずつ、消え入るように、静かに曲を終え、 チャイコフスキーの悲しみがにじみ出ているように感じました。

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