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吉松隆 ピアノ協奏曲「メモ・フローラ」(世界初録音)
田部京子(ピアノ) 藤岡幸夫指揮 マンチェスター室内管弦楽団
もう、ただただ、「美しい!」としか言いようがない。どうも、ピアノ協奏曲というと、ピアニストのテクニックを 誇示するために書かれた曲が多い、という偏見があって、好きなピアノ協奏曲と言うのは殆どないのだけれど、 「メモ・フローラ」は別。
ピアノとオーケストラが対決する、というのが一般的なピアノ協奏曲であるとするならば、「メモ・フローラ」は、 ピアノとオーケストラが静かに寄り添う、という趣のある曲。もちろん、この曲の中にも、ピアニストにテクニックを 要求する部分はあるのだけど、それは、ピアニズムを感じさせない。

「メモ・フローラ(花についての覚え書)」とは、「詩人宮沢賢治が花壇設計のためのノートの表紙に書き留めた言葉から取った」(吉松隆)名前だそうで、 このCDでピアノを演奏している田部京子のために書かれた曲。
20世紀末(1997年)に書かれた、とても美しいピアノ協奏曲。21世紀、22世紀にも、残って行ってほしいし、残って行くだろう、と感じさせる、そんな曲です。

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