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ルクー ピアノ三重奏曲
Daniel Blumenthal(piano), Thanos Adamopoulos(violin), Gilbert Zanlonghi(cello)
ルクーは15歳のときに、自分の天職は作曲をする事だと気づき、ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲と、バッハの音楽に傾倒し、フランクに作曲を師事しました。 バイロイトへ出掛けて、「トリスタンとイゾルデ」の前奏曲を聴いたとき、感動と恍惚のあまり、失神して、外へ担ぎ出されたというエピソードが残っている事からも 分かるように、ゲルマン的なものに心惹かれる傾向があり、非常に感性の研ぎ澄まされた人だったようで、フランス系の作曲家には珍しく、寒色系の曲を書き残しています。
ルクーの室内楽曲については、別項で、ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、ピアノ四重奏曲について触れています。ここでは、ピアノトリオを紹介します。
ルクーの室内楽作品に共通して言えるのだけれど、この作品も例にもれず、長大。なんと、演奏時間56分!しかも4楽章中、第1、第2、第4楽章が緩徐楽章なので、 全体的に、ゆったりとしている。
第1楽章と第2楽章は、夢見がちな、重々しく、悲劇的な雰囲気。第3楽章の熱に浮かされたような激しい曲調。第4楽章に至ってようやく、少し光が差し、明るくなる。かと思うと、 悲劇的な雰囲気で、消え入るように曲が終わります。

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